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「流れ星 銀」 イヌが語る犬死にの重み

2010年08月19日 00:24

黄金期のジャンプを思い返した時に、ドランゴンボールや北斗の拳のような作品はこれから先もいろんな視点で語られていくのだろうが、その黄金期に同じく名を並べテレビアニメ化などのヒット道を歩んだにも関わらず、その内容をあまり人々の記憶に留めてない、実弟に「喪主の花田勝氏」 と呼ばれるぐらい残念な作品というのがある。

銀牙―流れ星銀―(1983年~1987年)

銀牙―流れ星銀― 8 (ジャンプコミックスセレクション)


この作品は連載当初に打ち切り間近から盛り返し、人気急上昇でテレビアニメ化までするも、全世帯を巻き込んだ人気とはならずアニメはすぐ打ち切りとなった訳だが、それでも誌面では爆発的なヒットとならずともこの激戦区を生き抜いてきた価値ある作品なのだ。

ミスユニバースで世界一をとる日本代表は日本国内での活動がなぜかぱっとしないのと同じで、何が勝ちかを判断するのは難しい。

同じく黄金期に人気と共にアニメ化されるも、打ち切りとなると最終号の作者コメ欄に
「これで燃えるお兄さんは終わりだ。覚えて居たいやつは覚えていればいい。忘れたいやつは忘れちまえ。この漫画は意味は何もない。四年間どうも有りがとうーもう飽きられちゃったからやる事など何もない」と巻末でサリンをばら撒いて去ったこの作者も多くの作品が忘れられる中、記憶に留めるという意味では勝ちかもしれない。

そういった意味でアラでもいいのだ。連載終了後に何かしら話題を提供できる作品こそ一流と認められた証なのだ。ということで、犬の世界ながら相当シリアスで突付き所の少ないこの作品にあえて注目してみる。



作者の高橋よしひろ先生は銀牙の連載以前に月刊ジャンプで「白い戦士ヤマト」(1976年~88年)という作品を長期連載していた。
銀牙と同じく主人公の秋田犬がライバル犬達と戦いを繰り広げる作風は同じだが、大きくひとつ異なる点がある

「ヤマト」が一切言葉を発しない設定に対し、銀牙は犬語なるものをしゃべるのだ

その経緯に関して作者の高橋よしひろ先生はこう述べている

----「犬同士の会話」は、銀牙の途中から始まりますよね

高橋 
「ヤマト」では犬は話してなかったんだよね・・
「銀牙」はね、実は最初人気なかったの。それで次の巻頭カラーが最後のチャンスっていう状態で、
その号に合わせて「じゃあ喋らせようかって。
犬の心情がわからないから、人気が出ないんだということでね。
で、話させたら、ウワッと人気が出た(笑)

引用元:銀河聖犬伝説(集英社)



打ち切りが迫った状態での思い切った設定変更がおもわぬ起死回生へと繋がったのだ。

当然、犬語は犬社会にしか通じない独自の言語なのだ。
しゃべらすという事は必然的に強いキャラ付けと共に、それに伴なうほころびも出てくくるものだ。


ginga002.jpg

イヌとはいえ老若男女いる訳だから、口調が変わっていくのはモチロン想定内である
だが全国津々浦々をめぐるこの作品にて地方ごとに大胆な方言を採用してしまうとは想定外だった(笑)


ginga0071.jpg

驚きなのはこの流暢な博多弁よりも、この犬の名前がヘンリー三世であることだろう。

江戸っ子もいれば東北弁もいるが主人公の銀(秋田犬)は終始標準語である事からわかるように当初の予定を大きく超えた舵取りがあった事が伺える。終いには「うぬら」と時代劇調に語りだすボス犬も現れ、当時高橋先生のアシスタントであった原哲夫もその影響を受けたのではないかと勘ぐってしまう。


忍び出身でクワを咥えたりお面をかぶったり馬に乗ったりする犬がいるその独自の世界観はすんなり受け入れて読めたのだが、なぜだかこの方言設定だけはちょっと笑ってしまうのです。

道徳的な事を人間に言わすとクサくなるけど、犬に言わすとクサくならないとの発見があったようで、
人間でも言わぬような熱いセリフが多く見られる。

そんな本作品の中でも一番驚きなのがこれだろう。


ginga008.jpg

イヌが犬死に(無駄に死ぬこと)すると発する驚愕のヒトコマである。
作風や作者のマジメな人柄を考慮しても、このコマはなにか狙ったわけじゃなく、自然発生したものものであろうが、
死ぬ間際のイヌが語る犬死にはどれほど無念で重く説得力がある言葉なのだろうか!(笑)

本作品は海外で非常に高い人気を保ち、各国で翻訳されて発売されているようだが各方言と犬死をどう訳しているのか興味が尽きない
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北斗の拳は一話入魂の後付け設定だった

2010年06月11日 23:39

80年代マンガの象徴とも言える北斗の拳

斷末魔である「ひでぶっ!!」「あべし!!」などの阿鼻叫喚は作品を知らぬものでも今や知る言葉となったが、
作品を未だ所有する私のセレクトとしては、もはや芸術の域まで達した感のある「ぱっびっぶっぺっぽおっ!」
ラオウの秘孔突きを受けた大トラが発したまさかの一言「げぴ!!」をもっと広めたいw

gepi.jpg


そんな北斗の拳だが当初他誌での2回の読み切りを経て、いずれも読者投票一位になった事から週刊での連載化が決まり、
そこから武論尊氏が原作としてストーリー作りに参加した経緯がある

マッドマックスに触発された世紀末の世界観と7つの傷を持つケンシロウという主人公
この2つだけの設定を渡され、後は白紙状態でスタートし、一話描く事に設定を後付けしていたというのだ。

-- リアルタイムで読んでる時は、毎週の終わり方が衝撃的でしたよ?

武論尊 「そりゃね、だって先が読めないでしょ? 次週の事まで考えられなかったから(笑)
     毎回終わるごとに次回はどうしようか~こんな引きを作ちゃったけど・・・
     そんな感じだから読者にわかるわけがないですよ(笑)

-- 毎週、一話入魂で話を書いていたんですね?

武論尊 「そうそう、結果的にあんな風に話が繋がったって感じですね。」

                                               (引用元)北斗の拳データFile 双葉社より



描き始め数話は旅の目的すら定まっておらず、女を追ってる事にしようと後付し、そこからユリア、シンが生まれたと言う。
7つの傷もキャラ先行でつくられたもので、後にシンがやったことにしようと思いついたそうだ。

どの作品でもディテールが連載中に変わっていくことはよくある事だが、ここまで無装備で竜王の城を歩き回る作品も珍しい。
ではシンを倒した後の壮大な兄弟喧嘩はどうやって派生していったというのか?


-- 後からつじつまが合うというのもすごい話ですね

武論尊 「シン、レイ、ジャギって続くんだけど、その辺から話にだんだん困ってきちゃって・・
     ケンシロウは 「シロウ(四郎)」、だから上に兄ちゃんが3人いることにした。  
     ストーリーは出来てなかったけどシルエットだけの登場をお願いしました」  

           
まさかの次郎は次男坊だろうという、うぬの昭和的発想には圧巻の一言である。

武論氏の発想力はそれに留まらず各キャラ名を命名しており、ラオウは「羅」の「王様」。トキは鳥をイメージして、
ジャギは邪悪とそれぞれのイメージと言葉の響きを大事にして作成したという。
現在も本作が連載中だったら、南斗最後の将は蓮舫だったに違いない。

それにしてもラオウ編はそれと気づかせぬほど非常によく出来たストーリー構成と思わないだろうか?
それもそのはずでラオウ編というのは実は連載期間は1年ちょっとであり、武論氏もこの期間はおもしろいように
設定が浮かんできたというのだ。この当時、誰もが練りに練られた原作を基に描かれていると思い込ませたのは、むしろ賞賛すべきだと思う。


そんな技量を持つ武論氏だが、ラオウ編以降のクオリティ(ストーリー構成)の失速ぶりは
オリコンチャートを斜め45度で急降下していったwinkを彷彿させるものがあった。

ケンシロウ/リンの記憶喪失、ラオウの実兄/子供登場と素人目にもあからさまにわかる苦しい後付け設定が行われる事となった背景に一体何があったのか?


-- 遂にラオウを倒した事について

武論尊「「よっしゃー描き終わった!」って感じで。2人とも北斗の拳は終わると思ってましたからね。あれで。
     だから一週間も空けずに「次の章入ってください」って話になったときは驚いた(笑)
     一週間だよ、新章に入るのに!書ける訳ないそんなの(爆笑)
     普通半年ぐらい休ませてくれるのに、次週からって言われても一回上がりきった
    (開放されるという)テンションはどうにもならない。だから、それ以降の話はあまり憶えてないんですよ


-- ある意味で「ラオウの死」が作品の終りだったと?

武論尊 「その後の話を読んだ読者に悪いから、自分の中で終わったとは言えなかったけど・・
      ただ、ラオウの死で一回切れたというのはある。それ以降もそれなりに苦労してますが
      モチベーション的にちょっとね。それは反省してますけど」
                                       (引用元)北斗の拳データFile 双葉社より



我が子との言える作品をそれ以降覚えてないとは、子供と一緒に暮らしていたけど7歳頃からの成長の記憶が無いと言うに等しい驚きの発言である(笑)天帝編から修羅の国の導入部分までは確かにがんばっていたと思うが、さらなる兄者 ヒョウが出現した辺りで何かが崩れていく音を確かに誌面から聞き取った。

ひとつの作品内で後付け設定による模範例と失敗例が前後で掲載されている、極めて珍しい作品と言えるのではないだろうか。

中年マンガキャラの実年齢年表

2010年06月04日 22:25

この記事は下記に移転しました。

http://blog.livedoor.jp/kaiko80s/archives/1168232.html

ビッグボンバーズはなぜ宇宙超人タッグトーナメントに選出されたのか?

2010年05月30日 07:20

「ビッグボンバーズはなぜ宇宙超人タッグトーナメントに選出されたのか?」



iPadが発売されたこのご時世、こんな自問自答を行うことに強い抵抗を覚えるが、
この件に関して世間で誤認が満映している事に歯止めをかけたい思いからペンをすすませる事にする。

さて、29年経った現在、ビッグ・ボンバーズといって幾人が思い浮かべることが出来るだろうか?

逆にその他の宇宙トーナメント出場タッグ達は、以下記述の通りその錚々たる面子は今でも
容易に思い出せる事だろう。

マッスルブラザーズ (キン肉マン&キン肉マングレート)
四次元殺法コンビ (ブラックホール&ペンタゴン)
はぐれ悪魔超人コンビ (アシュラマン&サンシャイン)
ニューマシンガンズ (テリーマン&ジェロニモ)


ビッグ・ボンバーズとはカナディアンマン&スペシャルマンによる
アメリカ・カナダの大陸越境の大型タッグユニットなのだ。


忘れられるのも仕方なく、作中ではルール説明の為だけに殺されるジェロニモ以下の扱いで、
この宇宙タッグトーナメントでも、はぐれ悪魔超人コンビの見事すぎるかませ犬となり数コマで散っていった。

canada0011.jpg


仮にも宇宙一を決める大会にて、彼らの選出はあまりにも不相応すぎないか?


そこでジャンプコミックを遡っていくと、カナディアンマンの驚くべき隠された能力を見つけ出した。

それは第1回超人オリンピックで見せた
巨人化 能力である。


canada006.jpg
KC2巻 第一回超人オリンピックより


後楽園球場を根元から揺さぶる事が出来る超人に勝てる訳がない(笑)


公式見解によると巨大化すると観客の命に関わるので自ら規制してるとのことである。
そのため大きな大会では、自らの力をセーブして戦っているのだ。


他を引き寄せない圧倒的な実力と人間を気遣う優しさを兼ね揃えたカナディアンマンをもうヤムチャとは呼ばせない

[ 続きを読む ]

長編マンガの鬼門は20巻にあり!

2008年06月09日 22:59

先日も新幹線での移動前にゴルゴ13を買った。
収集している訳ではなく読んだらその場で捨てるのだが、ここ10年で100冊は購入している。
生まれる前から発刊され続けてる訳で、もはや新刊が出ない方が違和感を感じるほど日常に溶け込んでいる。
逆に20巻辺りまで毎巻収集し当時熱を帯びながら読んでいた「頭文字D」は、ここ5~6年続きを読んでいない。

「こち亀」、「ゴルゴ13」など一話完結型、「島耕作」、「はじめの一歩」のようなほぼリアルタイムでの日常を描いていく作品に長編マンガは多い。
だが常に盛り上がりが必要な頭文字Dのようなジャンルの長編となると、必ずマンネリという壁が現れるのだ。

長編マンガの鬼門は20巻にあり!

という仮説を立ててみた。
人が飽きを感じ離れていってしまうのは、20巻周辺。言いかえれば惰性で読めるのは20巻が限界という事だ。

まず過去の長編物には圧倒的に少年マンガが多く、少女マンガは20巻の壁を越えられない傾向がある点に注目したい。

その要因として第一に少女マンガには少年誌のような週刊誌の少なさがあげられる。月刊誌となると年に発行できる巻数はせいぜい2巻ほどになる(週刊誌は3~5冊)。20巻発行するのに10年要する計算になる。マンネリ以前に少女が大人の階段をのぼるには十分な年月を要してしまうのだ。そうなると「パタリロ」「ちびまる子ちゃん」のように少女マンガでも世代を問わず読まれるマンガに限られてくる。

そしてなによりストーリを最高潮を維持しながら継続する難しさにつきるだろう。


この時代のメジャーな長編マンガで20巻辺りを調べてみると、それぞれ大きな節目となっておりそこで物語を終了することも出来た事がわかる ・・・はず

「SLAM DUNK 全31巻」 桜木がスラムダンクを決め、インターハイ出場決定(20巻)→インターハイ編へ 
「ドラゴンボール 全42巻」 ベジータを倒しサイヤ人編が終了(21巻) →フリーザ編へ
「キン肉マン 全36巻」 夢の超人タッグ編(23巻) → キン肉星王位争奪編へ
「キャプテン翼 全37巻」 中学生全国大会終了(26巻) →全日本ジュニアユース編へ

意気揚揚と調べられたのは最初だけで、キン肉マンの説目23巻で「20巻が鬼門」が早くもブレつつごまかせる範囲と突き進むも、キャプテン翼の説目26巻の結果に軽い舌打ちが出てしまった事を正直に告白する。学者のデータ改ざんしてしまう気持ちを理解しつつ、見事に出鼻をくじかれたが先に進みたい。



北斗の拳 全27巻
北斗の拳 (1) (ジャンプ・コミックス)

ケンシロウの怒りが読者を焚きつける作風で16巻にてラオウを倒し最高潮を迎えた。ここから盛り返すのはかなりの至難であっただろうが、それでもファルコンから修羅の国への流れはとても興奮した記憶がある。そう、この修羅の国突入期が20巻なのだ。

それ以後はルーツ編となりケンシロウの兄のヒョウや、ラオウの実兄カイオウ、極めつけは息子まで現れ、見事な後づけ設定にその後のストーリーはあまり記憶にない。ついにはケンシロウの記憶喪失との展開に来るとこまで来たかという思いは編集長にもあったのか、目前に迫った最終話への序章であった事を知ることとなった。
しかしながら、リンとバッドの成長という裏テーマがあり、ラオウ編以降の物語に根付けし最終話で見事花を咲かせる事となった。逆にいえばこの要素があったから27巻までもったといえる。


マンネリなど気にせずそのスタイルを突き通す結果どうなるかを教えてもらった作品は「魁!!男塾」で間違いないだろう。

魁!!男塾 (第1巻)
魁!!男塾 (第1巻)

一試合が死ぬか殺すかの大勝負にて、当初4対4でもかなりの年数を必要としたのに「天挑五輪大武會編」で16対16のトーナメント方式と告げられた時は子供ながらに出口が見えないとはこういうことかと理解しました。

でもそこはさすがに宮下 あきら 先生である(*注2)。 Jが一人で16人突破したり、伊達が10人抜きをしたりとスーパーマリオのドカン並の見事なショートカットぶりをみせてくれた。それでもこの「天挑五輪大武會編」は11巻~28巻まで続き、その直後により広大なバトル「七牙冥界闘編」に突入した際に、後のマンガ史に刻まれる事は間違いないであろう劇的な打ち切り劇をみることとなります。ここでやっとバトル路線は厳しいと気づいたのか最終的に初期のギャグ路線に戻り、まさかの松尾と田沢に再びスポットをあてるという荒業をみせてもらいました。




来たるべきマンネリは避けられないというなら逆に・・ という発想で開き直ったマンガもある

BE-BOP-HIGHSCHOO 全48巻」(1983~2003)

BE-BOP-HIGHSCHOOL 48 (48) (ヤンマガKCスペシャル)BE-BOP-HIGHSCHOOL 48 (48) (ヤンマガKCスペシャル)
きうち かずひろ

BE-BOP-HIGHSCHOOL 45 (45) (ヤンマガKCスペシャル) BE-BOP-HIGHSCHOOL 46 (46) (ヤンマガKCスペシャル) BE-BOP-HIGHSCHOOL 43 (43) (ヤンマガKCスペシャル) BE-BOP-HIGHSCHOOL 30 (30) (ヤンマガKCスペシャル) BE-BOP-HIGHSCHOOL 31 (31) (ヤンマガKCスペシャル)

by G-Tools



このマンガ10巻までは北高、立花、城東工業を舞台とした地元制圧期で、10巻~20巻にかけカメマン、ガチャピン、パクなどの白山高、天保高といった郊外遠征期と、ヒロシとトオルが他人とケンカしながら交流を深めていく不良マンガの王道ストーリであった。

しかし、突如大きな転機が訪れる

ヒロシに彼女が出来たのだ。トオルはモテキャラ、ヒロシは毎度彼女が出来ない。そのうっぷんで喧嘩。この黄金設定を突如破棄してしまったのだ。
このDNAをイジった事により遺伝子は大きく書き換えられ、バイオレンス指数は一気にさがりラブコメに転換する時期がしばらく続き、25巻以降は完全なギャグ路線へと変更し、そのまま10年間最終話までいってしまったのだ。しかもギャク路線は

体育館裏でタバコ ←→ 亀ノ頭公園で誰かに遭遇

主にこの2シーンの繰り返しのみという思い切った手法で、より世界を狭くすることでさらなるマンネリ化をあえて狙ったのかもしれません。マンネリも突き通し続ければそれがスタイルになりますからね。その意図はわかりませんが、作者のきうち氏はサザンばりの自由なスタイルで、幾度かの休載を繰り返し、最後の無期限休載からそのまま未完のまま終了します。さきほどの黄金設定の破棄やキンタロウを突如鬼畜キャラに変貌させたりと(*注1)、いろんな意味で最後まで読者を裏切ってきたと思います。
兄の木内一雅氏の作品「代紋TAKE2 全62巻」でもわかる通り、連載15年続いた本格的なヤクザの抗争劇が実は子供のファミコンゲームだったという衝撃のオチだったように、マンネリ打破には裏切りの連続が必要だと教えてくれます。




近年ではカイジ、バキのようにこの節目となる20巻付近で「○○○編」と題して、再度1巻から始める事で間延びを避ける傾向がある。これは地味ながらとても有効な手段だと思います。読者側にとっても歯抜けせず好きなシリーズだけを購入することが可能だし、作者側にも物語のインフレを防ぐ効果があると思います。


(*1) 均太郎はなぜ消えた?  
(*2) 魁!宮下あきら塾

かに座生まれに宿る怒りの小宇宙(コスモ)

2007年07月19日 21:20

聖闘士星矢について着地点未定ながら、何か書こうと思う。

真っ先に頭に浮かんだのが、若き日のSMAPがどう考えてもアニメ以外では成立しないであろう
聖闘士星矢を無理やり舞台化してしまった黒歴史だが、
そこをイジるのは、仮面をつけることが義務付けられている女聖闘士が素顔を見られた場合、
素顔を見た人間を殺すか、その人間を愛する」
の無茶掟を受け入れるぐらいの覚悟をもって書かなければ、
日本3大タブーである菊・菱・鶴に並ぶあの組織に消されかねないので止めておく。


聖闘士星矢で一番記憶にあるのはなんといっても

黄金聖闘士(ゴールドセイント)編ではないだろうか。

聖域の十二宮を守護する12人の黄金聖闘士倒しながら頂上を目指すというもの。
それぞれの星座を守護する黄金聖闘士の名も


牡牛座のアルデバラン
獅子座のアイオリア
乙女座のシャカ
魚座のアフロディーテ
双子座のカノン

など神話を連想させる品格ある名ばかりであった。


当時小学生だった少年たちは自分の星座の黄金聖闘士の登場を心待ちにしたものだった。


そしてハズレクジのない品位に溢れる黄金聖闘士達の登場も残りわずかとなり、
ついにわたしの星座であるかに座がやってきたのだがジャンプを買い唖然とした。


desumasuku.jpg


かに座 デスマスク


おお・・
品位あるギリシアの神話の名の流れを急遽遮った、悪意に満ち溢れたデスマスクというその名。
そして黄金聖闘士のコンセプトである愛と慈悲にかけ離れたそのにくまれそうなNEW FACE

ど・・どうした? 前後の流れは?

そうか、そうか・・
キャラがすべての少年漫画で、12人もいれば悪役も一人は必要だよな・・

しかし、このデスマスクはcoolでニヒルな悪キャラなんかじゃない。
どう考えても外道!ただの外道!クサレ外道!

この時の車田正美が自暴自棄にあったとしか思えない捨てキャラぶりであった

全国に数百万いるかに座の少年少女はあっけにとられたのだ。
なんだろう・・
がっかりではしっくりこず、憤りよりも強いこの気持ち・・

ああ!長渕の言葉を借りるなら

心をなじられちまった

が一番的確な表現だ。

なかなか小学生で心がなじられる経験はそうあるもんじゃない。

大人になった今でも朝の星座占いにイラつくのは、たぶんこのせいだ。
乙女座、さそり座などに比べ、かに座と人に言うのになぜか卑屈に感じるのもこのせいだ。


車田正美は全国のかに座に謝るべきだ。


均太郎はなぜ消えた?

2007年06月26日 23:28

ビー・バップ・ハイスクール のデブキャラ

大前 均太郎 (きんたろう

通称:キン 

bebooop001.jpg
映画 「高校与太郎狂騒曲」 (1987年)より

を覚えているだろうか?


20年にも渡って長期連載される舞台となった愛徳高校の主要登場人物での一人である。いや、あったが正しい表記だ。後輩ながら腕っ節の強さでヒロシ・トオルの危機を幾度も救ってきた。
しかしこの均太郎(きんたろう) は初期の頃からの中心メンバーでありながら、中途で信じられないほどの鬼畜へと変貌し、突如退学処分となってこの漫画から消えていったのだ。それも前フリ・伏線なしのたった一話で変貌する、異例すぎる解任劇だった
もう忘れた方の為にこの時の話を簡単に説明すると、キンは他校の生徒をかつあげしそれが学校にバレる。停学を免れるため先輩のノブオが土下座し一時は処分を免れるが、反省もなくまた同じ相手にかつあげを繰り返し、結局退学処分が決定した。ノブオの顔をつぶした事をトオル達に攻められると悪態をつきながら、去り際に「気つけてください。俺みたいなヤツがヤクザになりますから・・」と信じられない捨てセリフをはき、全員をドン引きさせ、このマンガから消えていったのだ。

bebooooop002.jpg
 (コミック15巻 「小悪党放薄物語」より) 

その悪ぶりも派手さもなければ、伏線も裏事情もない。
読者になんともいえぬ後味の悪さのみ残して本当に消えていったのだ。
派手なストーリーありきの青年誌とは思えぬ、異例の展開だったのだ。

一体何があったのか?

この当時ささやかれていたウワサは、ビー・バップ・ハイスクールの主要登場人物は、作者のきうちかずひろ氏の身近にいる実在する知人がモデルだと本人も公言している。そしてこの均太郎のモデルとなった知人が、プライベートできうち氏に信じられない裏切り行為を働き、それに激怒したきうち氏が、突如、均太郎を外道キャラに変え、絶縁の意味をこめてこの話を書いたのだという。これは、あくまでもウワサだ。

この本当の理由をきうち氏自らインタビューで語っており、この均太郎の解任劇の真実を知ることが、このマンガの本質を知ることに繋がるのだ。


----ジュンやシンペーと比べ、均太郎は登場回数が少なかったですね?

きうち氏 「ジュンとシンペーといえば、ミニ、ヒロシ&トオルなんですよ。そうすると均太郎がどういうキャラかわからなくなる。わからないから、どんな話にもいまいち絡みずらい。じゃあ特別好きなキャラじゃないから消してしまおうと(笑)」

ーそれで退学に?

「ええ、派手な事件を起こしてとか、みんなに憎まれながらじゃなくて、現実にありえるイヤ~な消え方っていうのをやってみようと思ったんですよ。その結果がことさらセコい事を繰り返して退学になるあのエピソードだったんですよ。
実際問題として現実にはいるんですよ。ああいうタチの悪い不良というのが。そうしたダークサイドに触れてみようと。ただ、「BE-BOP~」のキャラはしょせんみんなに愛されてなんぼのキャラだから、そこまで悪質な一面をみせたらもう排除するしかないんですよ。もう世界観が違うわけですから」

(引用元 「俺たちの好きなBE-BOP-HIGHSCHOOL」(宝島社)より)



このマンガのすごいところはここにつきる。
ガキの頃からの付き合いの長い友達でも思春期の過程で、どうしようもない腐りきった小悪党になるものが、一人ぐらい出てくるものである。半ズボン姿の昔の無邪気な顔を知っているだけに、知らぬ間に手の届かぬ外道へと変わったことへの後味の悪さはずっと残り、誰もが大人になる過程でで経験する道なのだ。このリアルさの追求がこのマンガの魅力といえると思う。


その他にも「BE-BOP~」には名前だけ出てきて、最後まで登場しなかった人物が何人もいるのがまた興味深い。通常のマンガでは前フリをしておいて登場させないなんてありえない。しかし、皆さんの昔を思い出してもらえば○○中学の○○と派手なウワサと共に名前を聞くも、現在に至るまでお目にかかっていない人物はいないだろうか? この年頃の話は、誇張しながら伝わっていくもので、実在するのも怪しいこともある。

そしてこのマンガの最大の謎だった高校が通称:ヤクザ養成所の戸塚水産高校である。かなり初期から登場してくる学校だが、ネコ次ヘビ次の登場のみで、結局最後まで戸塚No1の岸直樹はほとんど登場しなかった。これについても興味深いインタビューがあった。



ーあまり出てこなかったキャラクターや学校がありますが、なにか理由があるんですか?戸塚水産とか。

「簡単に言うとすべてを明らかにしたくなかったんですよね。実際、僕の地元にも水産高校あったんだけど、そこにはいろんな高校を退学したヤツの集まりとウワサだった。でも実際はほとんど見た事なくて、ずっとなんとなく怖いというイメージだけがあった。戸塚水産もなんとなくヤバイという雰囲気を漂わせておきたかった。




田舎にとって駅をひとつ超えるとそこは別世界なのである。
城東工業高校を「与太高」、立花商業を「寺小屋」と呼んでいたように、勝手なイメージでその学校の愛称をつけ、結局そのウワサ通りの学校だったかは知ることなく、学生生活は終わるのです。

すべてを明らかにせず、ボカす部分をあえてつくるとは他の不良マンガにない独自のものだと思う。実際このマンガの主要メンバーの家族構成は、50巻も出ながら全く不明である。喧嘩だって全面戦争になる前にスカして終わることが多い。暴走族は一切出てこない。ヒロシ、トオルは最強のキャラではない。

こういった不必要な部分を排除し、盛り上がらなくとも無理のない現実的な設定がよりリアルに繋がり、このマンガが長年愛読されてきた理由にも繋がっているのです。


まぁでも、均太郎が消された理由は、モデルとなった知人への個人的な仕返しも、実は半分はあったんじゃないかと思っています。
この作者の人間臭さも、これまたリアルという事で(笑)


少年誌の宿命で消された超人

2007年05月11日 21:45

キン肉マンの連載当初が、完全なギャグマンガであった事は誰もが知る事だと思います。
そこで登場する様々な超人達は、主に小学生を中心とした読者からの投稿によるもので、初期のギャグ編では小学生の豊かな発想からさまざまな愉快な超人が生まれた。
その後、少年誌の宿命ともいえる流れで、ドラゴンボールが天下一武道会へ、男塾が驚邏大四凶殺編へと流れていったように、キン肉マンも本格的なバトル漫画へと変換していかなければならない時期があった。中期から連載終了までのプロレス系格闘路線に変更してからは、ギャグめいたものはほとんど出てきません。

kinkinumanmage1.jpg


上の図に簡単にまとめたようにギャグ編とバトル編では当然扱われる超人も大きく変わってくる。

ちょうどこのシリアス格闘路線にシフトしていく話が、ミート君がバッファローマンにバラバラにされてしまう「七人の悪魔超人」シリーズである。このシーリズでキン肉マンは読者アンケート1位を取りその人気を不動のものとした。

ずっと覆面姿であった七人の悪魔超人がその姿を見せた時に、後にファンの間で物議をかもしだすあの超人は現われた。

kinnikuman.jpg
 (キン肉マン コミック10巻「七人の悪魔超人編」より)

バッファローマン、ブラックホール、アトランティス、スプリングマンといった正義超人達を苦しめた面子を差し置いて、その超人はど真ん中に現われた。

仮にケツ超人と名づけておこう。

顔にお尻があるという、便器マンやカレクックも真っ青な恐ろしく低次元な幼稚園レベルなみの超人である。
つっこみどころ満載なデザインだが、ひとつどうしても言いたいのが悪魔超人なのに憎めないその純粋過ぎる目である(笑)

puripurimanme.jpg



ゆでたまご先生は後にこの段階でまだ7人も超人が固まっておらず、即興で作った超人と語っており、その正式名もプリプリマンだったというから予想を裏切らない完成度の低さである。

この超人は本編で極悪な悪魔超人7人の一人と紹介されながら、このヒトコマでしか登場せず、それがマニアの間で最強超人説などさまざまな憶測を呼ぶこととなった。


わたしは、ゆでたまご先生がとりあえず誌面上に出してしまった手前、このプリプリマン相手にシリアスに戦う場面を担当者も交えてあらゆる角度で検討したと思うんですよ。でも、どう考えてもこのプリプリマンの必殺技ってシモ中心になっちゃっいますよね(笑)もうギャグ路線に戻る事も出来ず、無かったことにするしかなかったのでしょう。
この全てにおいて完成度が最低だったと言わざるをえないプリプリマンですが、後に数ある超人の中でもファンの間で一番有名な超人になってしまうとはなんとも皮肉な話だと思います。

魁!宮下あきら塾

2007年04月24日 22:05

「魁!!男塾」における数々の奇想天外なアイディアとそれに伴う矛盾は、作者である宮下あきら先生を知る事によって、より作品の深みが増します。宮下先生のインタビューから一部抜粋して、先生の魅力を紹介させてもらいます。



<初期の頃について>

--男塾といえば、なんといっても江田島塾長なんですが、こういったオヤジしかいない!って感じだったのでしょうか?
(宮下) あの感じ、なんだか右翼の塾長って感じするよね(笑) オレは特殊な集団が好きなんだよね。相撲部屋とか、自衛隊とか、応援団とか、ちょと封建的な感じの集団が。


--男塾という設定自体にインパクトありましたよね。硬派な野郎どもの集まりで、時代錯誤な根性主義を振りかざすという・・。賛否両論あったのでは?
(宮下) 右翼から脅しの電話があったね(笑) 最初の方で街頭でふんどしを売る回があったんだけど、あれがそっち方面刺激しちゃったみたいで。右翼が好きそうな古めかしい言葉使ってたんだよね。

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コミック第一巻 「特撮!江田島物語」より


--最初のギャク中心から、だんだんバトル中心の内容になって・・?
(宮下)あれは他の漫画の影響もあったけどね。バトルって人気取りやすいじゃない。


--で、驚羅大四凶殺から大威揮八連覇と、戦いの舞台が広がっていって、いろんなキャラクターが登場するわけなんですが・・
(宮下)顔が似ちゃうんだよね。かなりの人数いたからね。
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左 飛燕(ひえん) 右 紫蘭(しらん)


--キャラクターに関してはファンの反響は大きかったんじゃないですか?
(宮下)キン肉マンの超人みたいなのを送ってくるのがいた(笑)



<民明書房刊について>

--技の名前とか異様に難しい漢字が使われたりしてますが、あれはいろいろ調べたんですか?
(宮下)あれはネームの段階では○○ってなってて原稿仕上げる直前になって、漢和辞典から使えそうな漢字を羅列してただけなんだよね。それで、写植屋が困っちゃってさぁ。


--民明書房とかの解説コーナーはもっともらしいつくりになってますが、あれは色々と調べられたのですか?
(宮下)エセ科学的なもっともらしさがないと、面白くないからね。「こんなことあるわけねえだろう」「いや、本当かも」っていう、絶妙な境目がミソなんだよね

--読者の間では(民明書房の真偽が)論争になってましたが?
(宮下)大人でもいるんだよ。マジメにな抗議をするヤツが。ゴルフの発祥が中国の「呉竜府(ごりゅふ)」ってヤツから始まったって描いたの。そしたら大人の読者からマジな電話が掛かってきてさ、「ゴルフの起源はイギリスです」だってさ(笑)

dorufu2007.jpg




<原稿の仕上げについて>

--原稿は何日ぐらいで書き上げていたのですか?
(宮下)まぁ、20ページを3日ぐらいじゃない?今も週刊誌だけど早いよ。
2日ぐらい。ネームやらないでいきなり描くから
(注釈)ネームとは、原稿に入る前のストーリーやコマ割り、セリフなどを決める絵コンテの様なもの。通常の漫画家はここに一番時間をかける。


-- 2日? 描き始めるとガァーと描いちゃう方ですか?
(宮下) そうそう。その方がアドリブ的なおもしろさがあるんだよね。その回の「技」が決まると、だいたい話できちゃんだよね(笑) それに「友情」「根性」を混ぜ合わせて、ちょと「泣き」を振りかけて。

--打ち合わせは白熱されたんですか?
(宮下) うーん。そうでもねえな(笑)



男塾の数々の矛盾や後付けが何故起きたかわかった気がします(笑)
宮下先生の決して読者に媚びる事無く、我が道を突き進むその姿は、第1話に出てくるどんな障害物があっても決して曲がる事の許されない「男塾名物 直進行軍」で既に宮下先生の意思表示が成されていたのかと思ってしまいます。



参考文献:
魁男塾である 魁男塾奥義の書
宮下 あきら 集英社


マンガ史上 究極の金持ちは?

2007年04月18日 21:15

世界一の大金持ちであるビル・ゲイツの総資産は5兆7260億円だと言われている。
全盛期には12兆円あったとも言われ、その額は計り知れない。国内だと孫正義の総資産5000億円などがあげられる。

マンガ界での究極の金持ちになると誰になるだろうか?
小学生並みの次元の話ですが、私の知っているマンガの範囲内でマジメに考察してみます。


<庶民的な金持ち>
ちびまるこちゃんの花輪くん
キテレツのトンガリ
ドラえもんのスネオ
ハイスクール奇面組の若人蘭 
カメレオンの松岡英二
特攻の拓の天羽セロニアス時貞

どのマンガにも一人は存在する現実でも近場にいそうな金持ちがモデルになっている。



<世界有数の金持ち>
白鳥麗子
ドラゴンボールのブルマ
グラップラー刃牙の徳川光成
カイジ 兵藤和尊
男塾 藤堂兵衛
マンダム親子のマンダム金田

決して近所にいる金持ちとは違い、国で数人しかいないであろう規模の金持ち



<金の支出が激しい金持ち?>
ゴルゴ13
ルパン3世
ブラックジャック

ゴルゴ13は莫大な預金を持っていると予想されるが、国連に200億ドル(2兆円)を突然寄付したりと金への執着はあまりみせない。ブラックジャックも同様高額な報酬を要求するが、相手の決意の度量を測るためのことが多く、その金の使い道は寄付したり捨ててみたりと大雑把である。



<マンガに登場する架空の巨大財閥>
スピードワゴン財団 (ジョジョの奇妙な冒険)
ヨツバグループ   (デスノート)
カプセルコーポレーション(ドラゴンボール)
秋元財閥      (こち亀)
藤堂財閥      (魁!!男塾)
徳川財団      (グラップラー刃牙/バキ)
大河原財閥     (花より男子)
オルガン財閥    (パタリロ!)
グラード財団    (聖闘士星矢)
剣菱財閥      (有閑倶楽部)



そんな金持ちキャラの中でも群を抜いているであろう5人を取り上げたい


こち亀の中川 圭一
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世界有数の大富豪・中川財閥の御曹子であり、1秒に1億稼ぐと言われる中川コンツェルンの持ち株会社で社長を兼務する。日本でこの企業に対抗できるのは、秋本麗子の両親が経営するグループ「マリイ・ローラン」(年商7兆円)であると言われている。
中川グループの発展は世界経済の発展と同じともいわれ、90年のバブルは中川の「土地を買おう」の一言で始まったとされる。

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「中川や麗子は金持ちなのになんで派出所に勤務してるの?」との素朴な質問は、「赤ちゃんはどうやって生まれるの?」と同様、今後も子供達の間の定番の質問となるでしょう。




うる星やつら面堂終太郎 
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・私設軍隊をも持つ面堂財閥の跡取り息子
・本人曰く「たかだか資産5兆円」らしい。
・初登場もヘリコプターで高校へ転校してきた。
・通学方法も車は当然、戦車、戦闘機通学も許可されている。




ラッキーマン 不細工です代
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・埼玉の2/3、長野の1/4、その他合わせて日本の1/5は不細工家の敷地
・アメリカ軍より強い300万人の私設軍隊を持っている。
・描いた絵は50億、作った壷は30億とあらゆる才能を持ち合わせ、その外見を除けばパーフェクトである。




御坊茶魔
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・耳には砂金、鼻には黒真珠、歯にはダイヤモンド、ヘソにはエメラルド、尻には金塊と
総額時価三億円相当を詰めている。
・毎月のこづかいが1500万しかないとしょぼくれる。
・トイレットペーパーが万札
・その他エピソードは多数




パタリロ
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・その経済力と政治力で、世界経済・政治をコントロールできる
・掘り尽くせぬほど無尽蔵なダイアモンド鉱山を持ち、そんな国土を丸ごと持っている
・世界中の王家、名家に閨閥がある

(コメント頂いた分、追加させてもらいました。ありがとうございます)



金持ち度合いは作者のさじ加減ひとつでどうとでも変えれるわけで、その総資産が重要ではなく、いかにその金持ちキャラをネタに本作に貢献出来ているかが金持ちキャラとしては最も重要なのです。

そういった意味でやはりそのエピソードの多さから「おぼっちゃま君」と「中川圭一」に一票入れたいと思います。



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