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大江千里がオンリーワンになれなかった理由

2007年01月29日 22:46

80年代のJ-POPを語る上で欠かせない存在といえば
男ユーミンとの異名を持つ大江千里の存在であろう。

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大江がデビューした80年代初頭といえば、女子大生ブームが起こった年でもある。関学在籍中にデビューした大江はこの時代の追い風を受けて、「私の玉子(たまご)様」のキャッチフレーズにウソ偽りのないアイドル顔負けの王子様ぶりであった。「十人十色」などのスマッシュヒットなどでその知名度も右肩上がりとなっていった。

そんな最中やってきたのが、バブル景気であった。
みんながそこそこの金持ちになり、大学に行くことも珍しいことではなくなり、彼の関学出身という売りも徐々に色あせていった感がある。

自分のイメージが時代と合わなくなった事を察したであろう大江は、ここで楽曲を提供することで自分の活路を見いだしていった。
1989年 光GENJIに提供した大ヒット曲「太陽がいっぱい」での売り上げを考えればその戦略は成功といえるだろう。

余談だがこの曲のサビ前のフレーズの

水着をほどいたら 砂がこぼれてく
まぶたのオレンジ 弾ませてごらん


の意味が未だに理解できてない

(追記)「まぶたのオレンジ」とは、眼を閉じて太陽の方を見るとまぶたがオレンジ色にまぶしく光っているから とのコメント頂きました。10年来の疑問が解けました。ありがとうございます)



ここで再び流れにのった大江は1991年に50万枚という自身最大のヒット曲となる「格好悪いふられ方」をリリースする事となった。これでミュージシャンとしての磐石の地位を得たように思えた。


しかし!

この年を境に大江のCD売り上げは急降下をたどる事となった。
何が一体あったのか・・


考察するに大江の売りといえば格好悪いふられ方でわかるようにダサい僕」を開き直ることで得る女性支持層だったと思われる。

ダサい僕を開き直る・・?


その路線の客を根こそぎ持っていったであろうある男が浮かんだ!




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槇原敬之である


奇しくも、「格好悪いふられ方」が発売された91年は、槇原の出世作である「どんなときも」がちょうどリリースされた年でもあった。もはやこれは偶然の一致ではない。かぶったのだ!あの槇原にダサい僕をテーマで歌われば、説得力の重みが違いすぎる。もう相手が悪かったと諦めるしかない。

その後イメチェンを工作したのか、女性誌の取材で突如「僕は実は体育会系だった」と言い出したり、東南アジアに自分探しの旅に出たりと急直下のイメージ戦略に出たものの、時はすでに遅かったようです。

十人十色と自分の中の可能性を求め、ラジオ、テレビなど様々なジャンルへと様変わりをしていった大江千里
ナンバーワンよりオンリーワンと、その枠を守り続けている槇原敬之

どちらが正解なのかは、今後の2人の活動を見守って行きたいと思います。
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はがねのつるぎが見つからない

2007年01月27日 18:03

2007年度、一発目のネガティブ記事です(笑)

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氷室京介にみる黄金比

2007年01月26日 20:54



氷室京介にみる黄金比


黄金比とは 1:1.618 の比率の事である。

そのバランスの美しさで,古代ギリシャ以来何世紀にもわたり
ピラミッドからミケランジェロ、レオナルド・ダ・ビンチの絵、凱旋門・・・
身近なところではタバコのパッケージ、高速道路領収書、トヨタのマーク、テレカなど至るところで使われ、
人々の美的感覚を魅了してきた黄金の比率なのである。

その中でも一番有名なのがミロのビーナスだと言われている。


mirobinasuougon.jpg

ミロのビーナスには数多くの黄金比が隠れているという。
しかしどうも芸術心の無いのか、対象が人物となるとそのバランスの美しさがどうもピンとこないのだ。
美的センスがないわたしには一生わからないものだと諦めていた。



そんな中、先日押入れにしまってあった私の中ではBOØWYの最高傑作だとも思っているアルバム「BEAT EMOTION」を見つけた。

BEAT EMOTION
BEAT EMOTION




10代の頃に何度と無く目にしたこのアルバム。
そのジャケットに写っている天上天下唯我独尊の氷室の決めポーズを改めて見つめていると、
そこに隠された黄金比がいくつも見えてきたのだ!




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時代が時代ならこのジャケットのポーズが、ミロのビーナスとなっていたんじゃなかと思うほど究極の美のバランスである。
その後、数多くのバンドに模写されていった氷室の他に類を見ない洗礼されたポーズイングには、
古代から伝わる美のバランスがふんだんに散りばめられていたのです。

TM NETWORKの第4のメンバー

2007年01月22日 21:51

TM NETWORKがデビューした1984年は、彼らにとっていろいろと逆風があったといえる。

チェッカーズが、かわいい少年的なイメージで若い女性から圧倒的な支持をうけていた。
BOOWYは危ない不良的なイメージで、男の心を鷲掴みしていた。
ルックス的にはユニセックス系ともいえるTMは、まだ日本には根付いてないその狭い隙間を探して彷徨っていた。

またこの年に起きたブルーズ・スプリングスティーン旋風は手痛かった。
ウィ・アー・ザ・ワールドで名だたるメンバーを抑えて、誰よりも存在感をみせつけたスプリングスティーンだが、
この年「Born in The U.S.A」の大ヒットにより、日本の音楽界でもその流れにひっぱられるように、

中村あゆみ  「翼の折れたエンジェル」
ハウンドドッグ「フォルテシモ」
浜田省吾   「J-BOY」
尾崎豊    「回帰線」

といった、メッセージ性の強いソングがヒットチャートをにぎわしていた。

TM NETWORKが目指すSF性やファンタジー性とは真逆のベクトルへと世間は向かっていたのだ。

デビュー曲の「金曜日のライオン」は作詞家に依頼するも、「このメロディーに歌詞をのせられない」と突き返され、小室哲哉自身が百科事典を片手に歌詞を書いたというエピソードがある。

尾崎や長渕の様に日常の憤りを綴った歌詞とは違い、その描写が難しい近未来やSFという世界だった為、この頃のTMの歌詞は視点が定まらない統一性の無いものだっとと言わざるをえない。


そんな状況を打破したのは、TM NETWORK第4のメンバーともいえる小室みつ子だったといえるだろう。

情報量が少なかった当時は小室さんと夫婦やら親戚などさまざまなデマもあったが、血縁関係は無い作詞家である。


彼らのブレイクのキッカケとなった「Self Control」をはじめ、 「GET WILD」「BEYOND THE TIME」「BE TOGETHER」 など代表曲をあげればきりがない。

アスファルト タイヤを切りつけながら

"Revolution" ノートに書きとめた言葉

エレファントの歌が流れ ゼブラが夜空に飛ぶ

セラミックの月 プラスティックの星 ふたりだけがリアリティ

ふたりエモーションはフォルテシモ 離れられない



彼女の描く独創的な歌詞は、まさに小室哲哉が描く世界観そのものだったといえる。
初期の頃からTMの作詞を担当し、最後のシングル「Nights of The Knife」まで数多くの代表曲の作詞を担当する事となる。

松田聖子に松本隆 工藤静に秋元康がいた様にヒットを連発するには、それをいかす作詞家がいるもので、TM NETWORKはそれが小室みつ子だったといえると思います。

古舘伊知郎に学ぶ話術

2007年01月18日 21:15

私が古舘伊知郎という人物の魅力を思い知らされたのは、夜ヒットスタジオでTM NETWORKを「歌う日米半導体摩擦」と例えた時だった。
未だに意味はさっぱりわからないが、雰囲気はなんとなく伝わる絶妙な例えだったと今でも思う(笑)

そんな古舘さんの著書に書かれてあった実践に使える話術を、一部紹介させてもらいます。



■本音を引き出す為に
おしゃれカンケイに江川卓がゲストとして出演した際、当時週刊誌で話題になっていた「江川は女房をよく殴る」というウワサについて真相を聞き出したかった。

古舘「江川さん、奥さんと初めて会った時の印象は?」
江川「昔の事だから忘れましたよ」
古舘「どこに魅力を感じられたんですか?」
江川「魅力なんて別にないですよ 今も」

と、のらりくらりで話の核心に入れない。そこで古舘さんは

古舘「江川さん、僕は女房とケンカして殴っちゃたら、その後のフォローはSEXですよ!
江川「(警戒した表情で)あのですネ、いろんなところで僕が女房を殴るなんて書かれてるけど、そういう事に関してもどうのこうの言われても・・」
古舘「僕にSEXとまで言わせておいて逃げるのですか!女房はこういう事をTVで言うのは当然嫌がるんですよ。あえてそれを言ったんです。もう一度言います。ウチの場合はズバリSEXです!」

こう言ったら、江川さんは笑い出し、打ち解けた表情でこう語ってくれた

「昔は時々殴りましたよ。でも女房は殴られ強いというか、一度オレンジをぶつけたことがあります」


この場合、人間の心理としてうちはSEXではないと否定したいが為に、無意識にその前段のケンカの話をスラスラ喋りだしたという例である。

白々しくもいいから自己犠牲の精神でトライしてみる。それでも相手が逃げようとした時に初めてやんわりと突っ込むと、向こうも多少後ろめたさを感じて折れてくれる。心理的なギブ・アンド・テイクが働くのです。





■苦手な相手に対して
苦手な相手には逆に避けずに懐に飛び込んでいくという手法
アントニオ猪木は異種格闘技戦でボクサー相手に対し、あえて積極的に顔を全面に出していく事で相手の心理的なスキをついて関節を決めるという。水商売でもよく触ってくる客に対して、自分からグっと距離をつめてももとももがあたる距離まで近づき、自分の右手を相手のももに置くとそれ以上は絶対に近づいてこないという。一を提供して九の災害を免れるである。
これは話術にも使え、相手が学者や教授など専門分野に長けている相手と話さないといけない場合、最初に「すいません。ボク全然おたくの事を知らないんですよ」と、いきなり至近距離で突っ込んでいき、「でも教えてくださいよ、この際」と思い切って丸腰になってみる。相手は「知らない」と言われればムっとなるが、「教えてください」「お願いします」とくると相手はパンチが出せなくなるのだ。「知らなくてすいません」と言いながら時折「前から思っていたんですが○○の問題についてはどう思われますか?」との質問を混ぜると、相手は錯覚して(こいつ全然知りませんと言いながら、前々からその質問をしようと楽しみにしてたんじゃないか)と勝手によい方向に解釈するというのだ。
苦手な相手を迎えたときこそ、思い切って相手の胸に伸び込んでいく捨て身の策が、逆に最大の防御策になるのだという。



■お世辞上手 お世辞下手
普段から誉められる事に慣れてしまっている、プロスポーツ選手や歌手に対して「MVPおめでとうございます」や「○○賞おめでとうございます」という言葉はかえって相手に白々しさを与えるという。そこで

あなたがここにいるから言うわけじゃないんですけど・・
本人を目の前にして言うのもなんですが・・

と枕詞をつけるだけで、ヨイショの内容は同じなのにそれまでガードの固かったゲストも積極的に受け答えしてくれる様になったという。
ストレートに相手を誉める事が白々しいと取られそうなときは、逆にわざと白々しい前置きをする事によって中身のセリフを際立たせる事が出来るという。

枕詞の中でも一般人でも使えるのは「イイ意味で」とのフレーズだと思う。
(例) 「イイ意味で生意気な小娘だったのですね」
    「だけど君だってイイ意味で世間知らずだ」

簡単に使えて、かつ険悪なムードを抑止するフレーズである。

野球の江夏さんがゲストに出た際、中学時代意地の悪い先輩の仕打ちにたえかねて怒りを爆発させたエピーソードを聞きたかった時に
江夏「・・・それでこっちも冗談じゃない!この野郎とムカっときて・・」
古舘「殴ったんですか?」
江夏「いや、殴ったちゅうか、相手がむちゃくちゃするから・・」
古舘「イイ意味で殴ったのですね?」
江夏「はい」

「イイ意味で」は、あらゆる場面に活用できる枕詞なのです。



■好印象が残る捨てセリフ
古舘さんがサラリーマン時代に嫌いな上司に一時間説教された時の話
その上司は自分が話し上手と信じ込んでいて、「こういうときはこうなんだよ」とやさしく致せり尽くせりで説得にかかり、最後に「これだけ言えばわかっただろ?」と言われ「はい、真綿で首をしめられるようによくわかりました」と答えてしまい、会社初まって以来の箸にも棒にもかからないやつと言われたらしい。

その失敗から、どういった捨てゼリフが好まれるのかと研究したという。
そこで目をつけたのが、ニュースステーションの久米宏がコマーシャルの前に入る2,3秒で言う「さあ次はプロ野球です。あー巨人が負けてよかった」だという。彼の捨てゼリフは大々的な予告編になっており、これは捨てセリフではなく、キチント計算された立派な話術だという。
また、徳光和夫がニュース番組で自分の伝えたばかりのニュースを「でもそんなのおれわかんないよ」とさらりと本音を言う捨てセリフにも、計算というか人柄のにじませ方が実に巧みだという。



■中継法
女の子に「”今度飲みにいかない?”なんて今どき、こんな野暮っぽい誘い方をするヤツいないよね」と言っておいてから、即座に「飲みに行かない?」と聞きなおすとかなり違った印象になる。女は「何?それ?(笑)」と笑うので、とりあえずその場はほぐれる。自分のしゃべっている言葉を、あたかも第三者がみているような客観的な形で釈明する「中継法」をあみだした。
「要するに」が口ぐせの人は「要するに・・・なんて何が要するにかわからないけど・・」とダサい自分を中継する事によって客観的に自分を見直すという効能がある。自分の事は誰よりも自分自身が一番熟知しているのである。自分はダサいですよという態度をみせれば、意外とすんなり受け入れられる事が多いのです。中継法とは、相手に自分の弱点を察知される前に自分から先に弱みをさらけだして、ダサい自分を帳消しするのだ。



参考文献 :喋らなければ負けだよ
古舘 伊知郎
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国内最大の自主規制とは?

2007年01月15日 21:19

度を越すと健康に害を及ぼしたり、依存症となってしまう特定の業種には
一見矛盾しているとも思える様な自主規制が存在している。


例えば消費者金融では

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ご利用は計画的に!


煙草では

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喫煙は心筋梗塞の危険性を高めます。


業界自身が自ら規制する場合は少なく、大体は政府からのお達しであったり、
それを報じる広告業界の自主規定によるものがほとんどである。


近年、海外では煙草の箱には警告文だけでなく、煙草のために機能不全になった臓器の写真や
煙草のために苦しむ乳児の写真などがカラーで掲載されていたりする。


この様に年々この自主規制の内容は厳しいものとなっているが、
今より10年以上も前に国内で最大級の自主規定があったのを覚えているだろうか?


それは1994年のヒット曲
ブギーマンのPACHINCO MAN(パチンコマン)という曲である。


この年のヒット曲となった同曲は、この当時パチンコ屋で繰り返し流されていた。

10年以上も前の曲なので、人々の記憶には


ジャンジャンバリジャンジャンバリ パチンコマン♪

とのサビのフレーズだけが印象に残り、パチンコ屋の店内アナウンスの様な潤滑油となる曲と
誤って記憶している人もいるかもしれないが、実際はパチンコ自体を全否定してるともいえる過激な歌詞だったのだ!



一度儲けりゃ病み付き
一度負けりゃ落ち込み
「また明日も」って ほとんど病気

いつ行ってもおる客同じ奴 
ついでに交わす言葉もいつも同じ 
やることねえんなら仕事しろ
家族には迷惑かけるな




切々とパチンコ屋に通うどうしようもない人達を皮肉たっぷりに描写している
そしてパチンコ屋にいる大人達全てが耳をふさぎたくなる究極の一言を冒頭のサビ前に繰り返し歌うのです。


仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ ×2 


こんな歌詞の曲が全国のパチンコ屋で流れるという驚異的な自主規制が1994年にはおきていたのです(笑)


一昔前のパチンコ屋の開店といえば軍艦マーチですが、パチンコで人生が狂う人が多発している今こそ、
ブギーマンを全国のパチンコ屋に再び流すべきだと考えます。

パチンコマン 全歌詞


「ザ・スーパー忍」の版権問題

2007年01月11日 21:30

メガドライブの初期の傑作である

ザ・スーパー忍』 (セガ 1989)

を皆さん覚えているいるだろうか?


当時はまだファミコン、PCエンジンよりも機能に勝るメガドライブ所有者には何ともいえぬ優越感があった。
そのメガドライブの中でもシステム、アクション、グラフィック、サウンド、
あらゆる面において全メガドライブソフトの中でもトップレベルの完成度を誇っていたのがこのザ・スーパー忍であった。


と、世の仕組みを知らない当時ガキだった私は、このゲームの売りでもある
豪華な敵ボス達との戦いを純粋に楽しんでいた訳だが、
ふと大人になった今振り返った時に、この敵キャラ達に対し非常に気になる疑問がふつふつと沸いてきた。



著作財産権(キャラクタービジネス)は、一体どうなっていたんだろう?


この頃のゲームは版権に対する意識がまだ弱かったせいか、映画などの著名なキャラに類似したものが多くみられた。
しかし、「ザ・スーパー忍」は、類似なんて言葉じゃなまぬるい、目を疑う敵キャラのオンパレードだった。



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長髪に赤バンダナ、ランニング。
この当時の事を考えるとどう考えてもランボーにしか思えぬ風貌
取扱説明書にはこの敵キャラの名前は「ロッキー」と書かれており、もはや確信犯である。




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16bitとはいえ誰がどうみてもこの前年にヒットしたターミネーターにしか見えない。




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アメコミのヒーロースパイダーマンを倒すと、驚きのバッドマンへと変身する。
ここまでくるともう子供の妄想の世界である(笑)




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そして最後に登場するのはゴジラである。
ハリウッドから拝借する分にはまだ良かったものの、さすがに国内でゴジラは危険すぎたようだ。

東映からクレームが入りこのゲームはすぐに、ボスキャラのみを変えた別ROMへと差し替えられたのだ。
逆に言えばやはり許可は取っていなかったという証明にもなったのだ。


ここまでスケールが大きいと、何故忍ぶはずの忍者が白装束なのか?など、もはやどうでもよく思えてきた。
アメリカ人の間違った日本観に基づいた忍者を、そのままゲーム化してしまったのでしょうか・・・


そんな嫌疑の目を持ち出すと、タイトル画面の忍者がなんとなくソニー千葉(千葉真一)に見えてきました(笑)

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ファミマガの功罪

2007年01月08日 08:04

あの時代ゲーム雑誌の代表格といえばファミリーコンピュータマガジン
通称ファミマガ

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かつては「ニュースのファミ通、攻略のファミマガ」なんて呼ばれていたが、
ハードの多様化で任天堂ハードが劣勢となりファミマガは1998年に休刊となった。

当時人気コーナーだったのが、数々の裏技、バグ技を横綱、小結などに分けて紹介する読者投稿型のページであった。

そして忘れてならないのが毎号必ずウソ技がひとつ含まれていた事である
もちろんこれはファミマガが事前に公言していた事であり、その遊び心を探し当てるのも読者の楽しみの一つであった。


しかし、遊び心ではすまされないファミコンのタブーに触れてしまうウソ技があった

『水晶の龍』で野球拳が出来る(1987年2月号)
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この当時でこれだけの合成を作れる事を素直に誉めたいところだが、
最後のボタンをはずした画像に「もう一回勝てば・・エヘヘヘ」は危険すぎた。

何故ならまず当時の時代背景を思い出して欲しい。
土手にエロ本が捨ててあれば、どんな汚くとも必ず誰かが持ち帰る時代である。
インターネットが普及している今とは違いエロはそんなに身近なものではなかった。
ましてや家庭用ゲーム機ファミコンにエロなどご法度中のご法度であった。

このウソ技が私を含めた当時の小学生に、どれだけの刺激があったかは言うまでもない。
もはやこれがウソ技かどうかは関係ないのである。
信じたいという一心で書き換えが500円というディスクシステムだったという事もあり、皆の足を走らせた。

これがウソ技だったとすぐにわかりそうなものだが、
子供は悪意なしにミエを張る生き物である

隣のクラスの○○が「野球拳のウラ技出来た」って言ってたよ

こんな話があっという間に学校中を席巻するのだ。
高橋名人逮捕の誤報と同じで、この真偽がわかるまでに
ネットが普及してない当時では、しばらくの時間を要すのです。

詳しい数字は知りませんが、このウソ技のお陰で『水晶の龍』の売り上げが、
飛躍的にアップしたのは容易に想像ができます。

そして最後に『水晶の龍』がどんでもないクソゲーであった事もあり子供たちの苦情が殺到した事と、
メーカーから「ソフトの品質に対するイメージが悪化する」との圧力がかかり、
このウソ技は雑誌の売り上げの共に、衰退していった事を付け加えておきます。

「エロとファミコン」
決して交わることが許されない組み合わせだけに起きた象徴的な悲劇だったと思います。

2006年 このブログを振り返って

2007年01月05日 20:21

2006年度に書いたこのブログの運営に関する記事の詰め合わせとなっています。

[ 続きを読む ]

「脳内革命」の真価の時

2007年01月01日 20:54

1995年のベストセラーとなった 
脳内革命」 

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脳内革命―脳から出るホルモンが生き方を変える
春山 茂雄
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1996年には「脳内革命2」を発表し、累計500万部以上ものベストセラーとなり当時の流行語にもなった。

簡単に要約すると、どんなに嫌なことがあっても、事態を前向きに肯定的にとらえると脳内には体に良いホルモンができ、プラス発想こそが心身にとって最高の薬となることを、医学的・科学的に明らかにした画期的な書という売り込みであった。

同書を購入した当時高校生の私は、ベータ・エンドルフィンなどの専門用語がわかるはずもなく、書かれている内容を素直に全てそのまま受け入れた。


しかし数年後に専門家からこの書に異論の声が噴出し始めた。


医者からみた「脳内革命」の嘘




科学的な根拠が無い、全くのデタラメであるというのだ。

数多くの批判が集まり、今ではこの本はドンデモ本として取り上げられる事も多い。


春山茂雄さんは世間的な批判が高まった事に関し当時こう答えている(日経産業新聞 1997年2月6日 )

――春山イズムが「宗教的」「科学的根拠がない」などの批判を浴びているが。

「本の影響で病院の患者数が増えたのを、快く思わない人が面白おかしく書いているととらえています。ただ、私は叩かれれば叩かれるほど燃えるたち。事実無根の糾弾は腹立たしく思うが、“意識の切り替え”で乗り切る




『脳内革命』の意味はプラス発想の重要性と、それに基づく正しく楽しい生き方の提唱にあり、私はその事自体に問題があるとは思えない。


結局はこの本の真偽については、その仕組みがほとんど解明できてない人間の脳がデーマだけに専門家すら判断しづらいのである。

近年では「バカの壁」の大ヒットや「ゲーム脳」なんて言葉を聞くが、その信用性は全くの不透明である。


すっきりとしない結論に今日までずっともやした気持ちが続いていたのだが、
そんなさなか、先日このニュースが飛び込んできた。


ベストセラー「脳内革命」著者の春山茂雄さんが破産 (asahicom) 



この窮地を意識の切り替えで「お金がなければ、盗まれる心配もなくなる」とのプラス思考で、本当に乗り切れるものなのか?
過度なストレスは寿命を縮めるというが、同書の中で、脳内モルヒネを出すことで「125歳まで生きられる」と主張とした春山茂雄さんの今後を見守れば、
この書の真偽を知る事が出来そうです。

次回はチーズはどこへ消えたです


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