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バンドしようぜ!

2007年02月27日 21:59

最近のバンドは、バンド結成に至るメンバーの出会いを聞かれると、

「居酒屋のバイト先で知り合って・・」
「オーディション合格して、レコード会社の面談室で・・」

など、とても正直だと思うが、やはりロックバンドにはウソでもいいから、物語が欲しいと思ってしまう。
出会いは衝動的で衝撃的であって欲しい。



■ 映画での出会い

いつかギラギラする日 (1992年)
いつかギラギラする日

巨匠、深作欣二監督によるアクション映画である。
主演は後に日本刀を車に隠していたとして、銃刀法違反で逮捕された木村一八と、
これまた後に暴力団の名前を使い、恐喝未遂で告訴され実刑となった萩原 健一のダブル主演である

そうそうたる出演者で、その内容も楽しめる人間をかなり限定しそうな映画だが、この作品がキッカケであるバンドが誕生する事となったのは、意外と知られていない。


この映画に当時結成していたバンドで、パンクバンド役として出演していた恩田快人という男がいた。このバンドのおっかけ役でエキストラとして出演していたのが、後にボーカルになるYUKIである。この2人がこの映画で出会った事によって生まれたのが・・・

そう、JUDY AND MARYであった。



■ ある先輩の助言

高校の頃に今井宅に集まった面々で始まったバンド「非難GO-GO」が結成された。この「非難GO-GO」で当時ドラムを担当していたのが櫻井という男であった。
そのドラムの男は高崎時代の先輩でもあるBOOWY時代の氷室京介に打ち上げの席で「おまえ(顔)カッコいいんだから、ボーカルやっちぇえば?」と言われ、この言葉がキッカケかどうかは不明だが、この男はボーカルに変更し、このバンドは後にBUCK-TICKと改名する。
ロックバンドとはしては異例の第一線で20年活躍しながら、メンバーチェンジを一切行なわず現在に至る。



■ 昨日の敵は・・

1979年、当時アマチュアミュージシャンにとっての登竜門的コンテストであった「イースト・ウエスト」の関東・甲信越大会である2つのバンドが決勝を争った。

eastwest79.jpg


その決勝で、ブルー・フィルムを率いていたギタリストの名前は布袋寅泰

もう一方のデスペナルティを率いていたヴォーカリストの名前は氷室京介


この大会で優勝したデスペナルティの氷室は、音楽会社ビーイングよりスピニッジパワーとしてデビューするも、やりたくない音楽を強要される事に嫌気がさし、バンドを脱退。地元高崎に帰ることを決意する。
その時にたまたま観たRCサクセションのライブに心を動かされ、もう一度バンドをやる事を決意する。そこで氷室の頭に浮かんだのは1年前の大会の決勝で争ったあの男を喫茶店に呼ぶこととなる。

その喫茶店から生まれたのがBOOWYであった


■ 楽屋に戻ると・・

人気のあった函館を経て、メジャーデビューを目指し上京するも、泣かず飛ばずの日々が2年も続く。その間、アルバイト先でどんどん出世し、警備会社では主任になり、左官屋では差配となり、別の道が開けそうになるが彼らは下積みを続ける道を選ぶ。

そんな中、東京近郊のライブハウスでステージを終えて楽屋に戻ると、デモテープを送り続けていたあの男が突然現れる。その男とはYOSHIKIであり、同日、EXTASY RECORDSとの契約が決定する事となる。

そのバンドはGLAYという。



さぁ、バンドしようぜ!


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今、何時?

2007年02月26日 23:16

人生を24時間に例えると、いろいろと気付かされる部分がある。

心身共に元気でいられる年齢を72歳として考えると
3つ歳をとると、1時間進む計算になる。


18まで散々バカをやってきた人間だって、まだ午前6時である。
出社の時間まで身支度する時間は十分にある。

一般的な出社時間となる9時だって27歳である。
まだまだ新しいことをイチから挑戦できる時間帯だ。
この辺の時間帯までに結婚し、身を固める人が多いのもなにか頷ける。


正午12時は36歳がその時間帯にあたる。
まだまだまだひと仕事できる時間帯である。

しかし、昼を過ぎるとある程度の基盤がないと、そうそう巻き返せるものでもない。

現在30歳の私は午前10時にあたる。
フレックスタイムで出社したばかりと考えると、不思議と力が湧くが、
その一方、午前6時から出社し確実に結果を残していく人もいる訳で、その距離を縮めるには並大抵の努力では足りない。

一般的に定年と言われる60歳は20時になる。
逆にいえば、深夜までの残業は許されていない訳で、20時までの限られた時間しかないとも思える。


自分の年齢を3で割ると、簡単に現在の自分の時間がわかる。
さて、今は何時になったのだろうか・・?


ファミスタ87

2007年02月21日 21:43

どうやら生まれながらに
人生の難易度を『HARD』に設定されていたらしい



100円の価格差で頭を悩ます中学時代(1989年)に、消費税法施行(税率3%)

20を超えやっと高い買い物が出来る様になった1997年、消費税率5%へ

就職氷河期ど真ん中で社会へ

働き盛りバリバリのこの年齢で、ホワイトカラーエグゼンプション導入検討


最初のMAPからして、竜王の城に迷い込んだようだ。


HARD設定はアイテムだってそう簡単には貰えない。


ファミコン初期でもある1986年、ナムコのプロ野球ファミリースタジアム 
通称ファミスタは爆発的ヒットとなった。

まだファミコン本体を持ってなかった私は友人宅でやるファミスタに最高の至福を感じていたが、
それと同時に自宅で出来ない事への劣等感へとも繋がった。
あのナムコ独特のパッケージが、なんともいえぬ輝きを放っていた。

それからというもの1年にもわたる母親へのおねだり攻撃が功を奏して、1年後の1987年にファミコン本体をやっと買ってもらった。
ファミスタの大ヒットをうけて、この年、続編となるファミスタ87の発売が決まっており、当然最初に買うソフトはこれ以外になかった。

「87年度版ファミスタ」は前作とは仕様もだいぶ変わり、メジャーリーグも使えるようになった。
しかし、そんな事は二の次であった。
子供にとって一番大事な事は、友人に新作のファミスタを自慢したい。
それだけである。
誰に貸すわけでもなく、無意味に学校に持って行き休み時間に説明書なんか広げて注目を集めたいのだ。

そして発売日に母親から買ってきてもらったファミスタ87’をみて驚愕した


famisutaimage.jpg

前作のものに、「87年度版」シールが貼られただけ


これ以上の手抜きを戦後60年、私は知らない。

見せびらかす目的で買った最初のソフトがこれだったとは、
やはり私の人生の難易度は、『HARD』に設定されていたらしい。

COMPLEXに学ぶブラックジョーク

2007年02月20日 21:54

ブラックジョークとは?

「冗談」のひとつではあるが、場を和ませるというより
場の空気を醒ますような、後味の悪い冗談のたぐい


欧米感覚のない私も毒のあるジョークを言える様、活動中いろいろと不仲の噂のあったCOMPLEXの
活動停止後のお2人の毒のある発言に学んでみる。

kikawacap01012.jpg




(現在の2人の関係は?)

吉川 「離婚したような関係

布袋 「COMPLEXさえ組まなければ、少なくとも友達を失くす事はなかったはずなんだよね



(COMPLEXの活動を振り返って)

商業的成功以外、何も得ることはなかった

「組んでみたら最初から全然感覚から何から違っていて、最後のアルバムを出すときにはもう勝手にやってという感じだった。」

「1枚だけしかアルバムを出さないのはカッコ悪いから2枚目のアルバムも出したんだけど、その時はもう、完全に分業体制でレコーディングをしていた。」



(当時のミュージシャン同士のケンカについて聞かれ・・)

「その話はホント勘弁してくれ。背の高いおっちゃんとバンドしてた時、俺はヤツに一回も手を出した事はないんだよ。」
「彼(布袋)はよく暴れていました!」



(友人の藤井フミヤ に「布袋はバンドを長続きする様なタイプじゃないよね」と振られて)

吉川「・・・・」 (長い無言がまた意味深)




そんな吉川さんの最高のブラックジョークといえば

(解散ライブの最後に布袋が笑った事について)

complex013.jpg

吉川 「2年ぶりにあいつが笑った気がした」

(注)活動期間はわずか2年



現在も活動停止中のCOMPLEXの再始動を、私は今でも心待ちにしております。

「東京ラブストーリー」の東京とは?

2007年02月17日 23:40

田舎者にとって東京とは、いつの時代も憧れの響きである。
東京というその魅惑の響きは、幼い頃からアニメで餌付けされ続けてきた。

アキラで描かれた「ネオ東京」
機動警察パトレイバーで描かれた「コスモポリス東京」
エヴァンゲリオンに出てくる東京は「第3新東京市」

数知れず東京を素材としたものを観てきた訳だが、私の世代で一番の影響力といえばこれしかない。



「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」

そんな副題が付いていた、1991年放送ドラマ「東京ラブストーリー」である。
このドラマの詳細を、わざわざ説明をする必要もないだろう。

東京ラブストーリー DVD BOX

「東京ラブストーリー」の東京はどこからきているのか?
東京が舞台だからなのかと思っていましたが、原作であるマンガでの三上のあるセリフにその答えがあった。

リカは東京そのものだ
気まぐれでわがままで刺激的で…
魅力的だけど…疲れるだろ?



ドラマのタイトルバックでは、東京タワー、高層ビルが立ち並ぶ街並みを出勤途中の人混みの中で走っていたり、公衆電話に並んだりと、この時代の東京をイメージしたものとなっている。

当時24歳という設定だったリカの住むマンションは、3LDKはあろうかという広さに観葉植物に囲まれるといった贅沢なものだった。冷蔵庫にはバドワイザー、休みの日にやる事はジグソーパズルとこの時代背景がよくわかる。

私が上京して最初の休日に無意識でジグソーパズルを買ってしまっているのは、このドラマの影響がどこかであったからだと思う。無くしたピースの原因を聞く来客も特に無く、自分一人で永遠と探すこととなった事はもうそろそろ忘れたい。


リカのセリフは恥ずかしくなるようなセリフも多いのだが、はっとさせられることも多い。

 「人が人を好きになった瞬間って、ずーっとずーっと残っていくものだよ。
それだけが生きてく勇気になる。暗い夜道を照らす懐中電灯になるんだよ」

「誰もいないから寂しいんじゃないよ。誰かがいないから寂しいんだよ」


心に残るリカのセリフは数多くあるのだが、それ以上に脳裏に残っているセリフがある。

それは関口さとみの

「わたし何言ってるんだろ・・」

一度でも観た事があればあのシーンが思い浮かぶのではないだろうか。恋愛ドラマの恋敵の典型的な役柄ながら、裕木 奈江も白旗を挙げるほどここまで世間に憎まれる事となった有森也実さんは、逆に誉められるべきだと思う。
兎にも角にもここまで感情移入して観たドラマなんて後にも先にも無かった。

あれから15年以上経ったわけだが、最終的に結ばれた織田裕二 ・有森也実だけが未だ結婚していないのは何とも皮肉な事実である。
よく行方不明になるリカだが、今の様に携帯が普及していたら成り立たない訳で、携帯電話がない時代の男と女のすれ違いはなんだかもどかしくてよい。


(リカ)ヒマラヤのてっぺんから電話したら迎えに来てくれる?
(カンチ)迎えに行く!

(リカ)あったかいおでん持ってきてくれる?
(カンチ)屋台ごと持ってく !

(リカ)ビートルズのコンサートうちで開きたいって言ったら?
(カンチ)連れてくる!

(リカ)ジョンはどうするの?
(カンチ)俺が代わりに歌う!

(リカ)魔法を使ってこの空に虹かけてって言ったら?
(カンチ)それはできないかもしんないけど・・・。 
    
魔法なら使える!



金八の第2シリーズと同様、2~3年に一回はレンタルして観てしまうそんなドラマです。

新ドッキリカメラの革命

2007年02月16日 23:29

私の中であれは革命的な企画だったなと今でも思うものがある。

それは「ダウンタウンのごっつええ感じ」で新メンバーとして加入したばかりの東野幸治を、
歓迎の意味を込めたドッキリにはめるというものであった。

ドッキリといえばバラエティではスベリ知らずの王道 of 王道

しかし、新ドッキリカメラと命名されたこの企画
冒頭の説明で松本は

防ぎようのないドッキリです」 
誰も得しません

と異例の前フリを行い、どのようなドッキリかは視聴者にも教えられない状態でスタートする。


何も知らずにやってきた東野に隠しカメラがロックされる。
そこでキーワードである「東野さんの頭ってカタ焼きそばに似てますね」を合図に羽交い絞めにされ、
有無を言わせずに頭に八宝菜をかけられる。
このドッキリの仕掛けは、単純明快、これだけである。

状況が全く飲み込めていない素の東野に


松本「東野!東野! ホラ!(ドッキリカメラの札を指差す)」

松本「ウソ! これ全部ウソ! ビックリした?

(なにがウソなのか全くわからない状況で、混乱する東野)

東野「え? はあっ?」

(ドッキリの仕掛け人風にその場の空気をつくる出演者達)

今田「(東野を指差し)ドッキリだとまだわかってない まだわかってない!」

東野「はあ?」

松本「はい これ大成功(拍手で成功を盛り上げる一同)」
今田「カメラ カメラ(東野に大成功のピースを強要)」

あとはこれが×4回続く天丼となる。


理不尽ドッキリに正論を吐き出す東野

「これドッキリやない ヤクザ怖い ビビる それがドッキリや!
(自分の頭にかかったかた焼きそばを指差し)これはなんや?」



真面目に考察してみる。
当時私はこの企画は腹がよじれる程笑ったか?といえば、そんな事はなかった。
しかし、3年殺しの様に時代が過ぎて、徐々におもしろさが染みてくる斬新な切り口だったと思う。

普通のドッキリカメラでは、ターゲットの素で驚いた表情を撮る為に、さまざまな仕掛けを用意して驚かす。
しかし、「スターどっきり(秘)報告」の様にアイドルの寝起きだったりスキャンダルまみれだった中森明菜の様なタレントを、
幾度も騙す事によって逆にタレントのイメージアップを目的とする方向にシフトチェンジしていった経緯がある。

この企画はその風潮を逆手にとったのでは?とも思えせるものだった。
騙している方もよくわからないであろう状況が、ターゲットの演技なしの真の驚きのリアクション引き出し、
視聴者も仕掛け人側としてそのリアクションを本当に楽しめるのです。

松本の「東野! これ全部ウソ!」との矛盾した一言が、この企画のおもしろさを集約しているといえる。
天丼となる2回目、3回目では
「その頭にかかっているかまぼこ(うずら)も全部ウソやから」
と、このドッキリの矛盾を際立たして、また新しい笑いをさそう。

近年、バラエティ番組ではテロップの乱用、サクラの観客、クライマックス直前にCM入りなどと視聴者を取り込む為にありとあらえることをする。この新ドッキリカメラの様なちょとした逆転の発想で、そんなものに頼らなくとも低予算でおもしろい番組は作れるのではないかと、素人ながら思う日々です。

カセットテープ哀歌(エレジー)

2007年02月13日 21:14

学生時代といえば、貧富の差が出ないように皆同じ制服で統一され平等化がはかられる。
それでも貧富の差というのは、学校内でもどうしても出てきてしまう。

私の時代だと真っ先に浮かぶのはやはりエアージョーダンだろうか。
私は母親がダイエー辺りで買ったであろう謎の中国製のスニーカーを履いていたが、
バスケ部などを中心に校則の抜け道ともいえるおしゃれなバッシュ(バスケットシューズ)を履いてくる者が多数いた。
しかし、惨めな気持ちなどなかった。何故なら私の方が圧倒的多勢で、エアージョーダンの方がマイノリティだったからだ。

そんな私でも死にたいほど惨めな気持ちになった思い出がある。
それはカセットーテープである。

「iPod」や携帯など、音楽が昔よりもかなり手軽に持ち歩ける時代になったが、昔はカセットテープが主流であった。

カセットテープといえばそのグレードに応じて
「ノーマル」
「ハイポジション(ハイポジ)」
「メタル」

と3種類があった。

お気に入りのアルバムにはハイポジかメタル ラジオの録音にはノーマルで繰り返しダビングという風潮があったと思う。エアージョーダンを履いているKくんからカセットテープを借りると、いつも高級感漂うメタルだった。まるでペットを自慢するかの様に、「あら、おたく様はTDKのSUPER CDingII ハイポジションなの?」「そういうあなただってmaxell UDⅡメタルポジション じゃないの?」といった感じである。

バブル期突入と共に加熱していった感のある高級カセットテープ戦争だが、私はその流れを知りつつも時計やクツとは違い、人に見られる心配は無いとたかをくくっていた。J-POPを片っ端からレンタルしては、それを自分なりのテーマに沿って編集したカセットテープを作成していたのだ。

それは休み時間にウォークマンを机の上に置きっ放しにしてトイレに行った事でその悲劇は起きた。

トイレから戻ると私の席に女子の人だかりができている。
何故か一瞬ドアに隠れてしまい恐る恐る覗くと、明らかに失笑した様子で何かを見て騒いでいた。

ああぁ・・
オレのウォークマンが開けられている・・
そ、その中には・・



siturennsong.jpg


メーカー不詳の100円カセットテープ 
      & 
自選「失恋ソング集」(手書き)
 



何だかわからないが、自分のあらゆる恥部が集約されたものを見られた気がした。



百均も無かったこの時代、詳細不詳の海外メーカー(私の場合はBONが多かった)で100円で売られていたカセットテープがあった。母親がラジオ英会話を録音する為にこれまたダイエーで大量にまとめ買いしたものだった。独特の安っぽい質感に何ともいえぬ劣等感を感じてしまう。

曲データを表示させるMDやiPodとは違い、カセットは各曲の題名をテープ入れのケースラベルに、その曲集が何の括りかをカセットテープに直接手書きで書いていたのだ。

こうなった時の群集の力は恐ろしい。個人情報保護法などどこへやらで、再生ボタンを押して皆で爆笑している。
10代のさえない男子が編集した失恋ソング集には、さぞかし笑いの袋が詰っていた事だろう。
呆然と見守るしかない私はそのカセットに収録されているさまざまな失恋ソングが、頭の中で走馬灯の様に流れ出した。



(リンダリンダ)
ハイポジみたいにー 美しくなりたい
ノーマルには聴き取れない 高音質があ・る・か・ら・・



(わがままジュリエット)
泣き顔でスマイル すりきれて音飛び 反転は無理



(翼の折れたエンジェル)
もし俺がメタル(ヒーロー)だったら
ノイズ(悲しみ)を近づけやしないのに・・・




(恋心)
どうしよう他の子も集まる こんなとき妙に仲がいいよね
これが女の連帯感なのか



(Missing)
I MISS YOU 許されることならば
この道をかけだして 家に帰りたい 今すぐに



(M)
消せない油性ペン(アドレス) 失恋集の手書き(Mのページ)を指でたどってるだけ



・・・そして僕は途方に暮れる

大豪院邪鬼という男

2007年02月11日 21:52

ホラー、サスペンス映画にて中途半端なとどめで、最後にもう一度だけ復活させて驚かせるのは一種の定石である。
私の主観になってしまうが恐怖物が人間であるサスペンスものだと、銃火器類で首より下を数発打たれるのは復活フラグ成立だ。
逆に頭を打ち抜かれるとそれで完全な死亡フラグとなる。

スプラッターものになると完全な死亡フラグを成立させるのはとても困難だが、基本は首を切られる、燃やされる、爆発するなどの傾向がみられる。

こういったある程度の生死の基準があり、それをある程度把握しているから心構えも出来るのである。
マンガ界でもその死亡の基準が個々の作品ごとで異なりつつも、ある程度のマンガ界の暗黙のルールというのは存在すると思われる。

黄金期ジャンプでその暗黙のルールを破ったと真っ先に思い浮かぶのは、ドラゴンボールのフリーザである。
体を横に真っ二つにされた後に、ゴクウの攻撃で完全に溶けただろうという描写がなされながら、その数週間後には復活することとなる。
しかし、この復活はトランクスに細切れにされる前フリとなっており、この半ば無茶な復活も多少は理解できる。

読者を完全に裏切った形の復活といえば、「魁!! 男塾」の藤堂兵衛である。
彼は剣桃太郎に縦に真っ二つにされ、しかも切られたのが戦闘機上でそこから真っ二つに別れた体が数千メートル下の海に落下するという完全な死亡フラグ成立したものだったが、ありえない復活をすることとなる。

otokojuku90.jpg


忘れてならないのが前述のフリーザとは違い、藤堂兵衛は普通の人間である。
ありえない復活の経緯について藤堂は

「落下していく海面には現代科学の粋を究めた
 医療施設と世界最高の医師団を乗せた原子力潜水艦が待機しておった」

いくら小学生相手とはいえ、これだけ見事な後付をされると読んでいるこちらの顔が赤くなる。
このマンガに死亡という描写は全くの無意味なのかと思ってしまう。

男塾三号生筆頭でもある大豪院邪鬼(だいごういんじゃぎ)の最後を皆さん覚えているだろうか?

自らの技により白骨化して自決するという凄まじい最期であった。
otokojuku96.jpg


以前「その時フラグは立つ!」で書いたように逆に生存フラグとなる、
王大人が「死亡確認!」を宣言する もさすがにこの時ばかりは出てこない
otokojuku23402.jpg



暗黙のルールをことごとく破ってきた作品だけに、白骨化までした大豪院邪鬼が復活するのではないかと、
期待と不安が入り混じりながらジャンプを読んでいたが、連載終了までの間に復活する事はなかった。
子供心にホっとしたものだったが・・

しかし!

連載終了後、今度はプレイボーイで男塾のキャラが登場する「天より高く」を連載し、
そこで大豪院邪鬼は防衛庁長官として復活してます。( ´Д` ) 

やはりこの男塾において死亡という言葉は全く無意味なものだったようです。

余談ですが、何もかもが規格外だった大豪院邪鬼の初期の登場時、
ガンダム及び奈良の大仏並の大きさで描かれていた事はご記憶じゃないかと思います。
otokojuku31.jpg


作者の言い分としては、威圧感で大きく感じていたという事らしいです。

otokojuku8.jpg

しかし、この男5人でビール瓶を運ぶこのコマは、言い逃れのしようが無いのではないでしょうか。

ゲーム史上最弱キャラ

2007年02月07日 22:17

先日新年会で同年代の仲間達と飲んでいた。
そこに来ていたSは、大人なのに走ってコケて骨折など小学生のようなケガの仕方をする奴で、
その貧弱なSがまたも骨折したという話を聞いて私は絶妙なツッコミが思いついてしまった。
ひと笑い確実でそこから話の広がりも期待出来る自信のツッコミだった。

「お前はスペランカーの主人公か!(笑)」


・・・・


3年前の交通事故の瞬間以来、時が止まるというのを体感してしまった。
それまでの仲間達の屈託のない笑顔が真顔に変わっていく瞬間を目撃する事となった。
私の席だけではなくあんなにざわついていた居酒屋内全体の時が止まった(ように感じた)
全員の( ゚д゚)ハァ?顔が、今でも忘れられない。


とんだ思い込みをしてしまっていた。

このブログでも過去触れてきたように

たけしの挑戦状のクソゲ伝説
ブロッケンJrの鬼畜ぶり
ファミマガ 『水晶の龍』で野球拳のウソ技

と並びスペランカーの主人公の最弱ぶりは
ファミコンのリアル世代にとっては、一般常識だという思い込みがあった。


こんな悲劇を2度と起こさぬ様、このブログの微々たる力を借りて、
この最後のファミコンの悲劇が世に浸透出来る様に書いてみたいと思います。





スペランカー(ファミコン 1985年発売)
spelunker.jpg



ファミコンの数ドットの世界では、レースゲームではタイヤが触れただけで爆発。
人と触れただけで即死といったシビアな判定のゲームが多かった。
その中でもスペランカーの主人公の最弱ぶりは群を抜いている。

スペランカーが発売された年はスーパーマリオが発売された年でもある。
多少の勾配がある下り坂をスーパーマリオ感覚でジャンプした時、誰もがその目を疑うこととなる。

即死してしまうのだ
superannka11111.jpg

くだり坂をジャンプして足を挫くヤツはいたとしても、さすがに死ぬやつはいないだろう。

コウモリのフンに当たっても死んでしまうなんていうのは当たり前

洞窟の湯気に当たれば即死
ロープから手を離せば即死
酸欠で即死
下りのエレベーターでジャンプしたら即死
水に落ちれば即死
自分の腰の高さから落下で即死



1ドットの踏み外しも許さない、白か黒かのをキッカリ線引きするデジタルな発想がたまらない

中でも究極の死に方は自分の仕掛けた爆弾の近くにいるとこれまた即死なのですが、
画面を見る限り爆風に当たっている様子はないのだ。
察するに爆弾の爆音で即死しているのです(笑)

スペランカー 即死集(YOU TUBE) 


スペランカーの語源を辿ってみると、一般素人の探検家という意味でした。
そう考えるとこれらの不可解な死は、爆音死などからわかるように恐怖心からくる心臓発作だと思うと、少しだけ納得できました。

中堅女子の緻密な計算

2007年02月06日 21:02

ヤングマガジンにて1999年~2003年連載されていた青年誌としては異色作ともいえる、
安野モヨコ氏作の「花とみつばち」

花とみつばち (1)

気づけば男くさい他のどの連載よりも「花とみつばち」を読む事が楽しみになっていた。
そこに出てくる長沢ちゃんという女子キャラがいる。

長沢ちゃんとは女子界でも一番多数帯に属する中堅クラスの女子
目立たないけど結構男関係激しい、でもギャルにはなりきれない、 ちょっとダサ目の女子で、
顔も普通。地味で目立たない存在だが、そんな自分をよく心得ている
だからこそ男を虜とする恐ろしい必殺技をいくつも持ち合わせているのだ。




長沢ちゃんスマイル
nagasawa0.jpg
ポイントは何の脈絡なく急に繰り出される点である。
女の子に免疫のない男子はこの一発で勘違いをしてしまう。


かわいい私アピール
nagasawa49.jpg
もちろんネコを見る事が目的ではなく、「こんなネコが好きなかわいい私を見て」が本当の目的である。
そのキャラによって自分のキャラを周囲にアピールするする事ができるからだ。


数々の小技
nagasawa9.jpg

「ニコラス・ケイジ」をニコラス刑事と思い込んでいたという、天然ボケを装う技など、
手練手管を駆使して男心をもてあそぶ。


正直男の私にはここまでする長沢ちゃんの目的が、いまいち理解が出来なかった。
安野モヨコ氏は同姓ならではの視点で、彼女達の生態の真の目的を教えてくれた。


nagasawa7.jpg

長沢ちゃんが求めるものは彼氏という存在ではない。
彼女達にとっての男とは延長自我なのだ。
なので高級ブランドを欲しがるように、彼氏には常にかっこよくなって欲しいのだ。


長沢ちゃんがターゲットにする男は、女に免疫の無さそうな地味男である。
安野モヨコ氏は長沢ちゃんを「こんな女には騙されるな!」との思惑で描いたものの、
男性読者からは「長沢ちゃんかわいい」との声が相次いであきれたという。
女性の支持するようなサクラみたないキャラと、女性には嫌われるが男性に好かれる長沢ちゃん。
いつの時代も同じようなジレンマがあるみたいだ。

過去、ホットドッグ・プレスでひたすら女性を研究してきた私ですが、長沢ちゃんの生態を知る事が女性を知る一番の近道となりそうです。

個の幻想 脱正義論

2007年02月05日 21:54

わたくし事で恐縮ですが、子供の頃の夢は発明家になる事だった。
学生になると、20代で起業する事が目標だった。
今となっては身の程知らずでお恥ずかしい話だが、

時代を追いかけるより 風を起こしたい

そうずっと思っていた。


その想いが最初にグラついたのは大学4年の就職が差し迫った頃でした。
実際にその内定先に就職したところで、その会社で世間に対して風など起こせるのか?
自分が社会に組み込まれる事への恐怖を覚えた。
社会に飛び出す手前のこの時期は、誰でも不安なものである。


この頃の自分と重ねて読むとたまらないのが、1996年出版の「脱正義論」である。

4877281282新ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論
小林 よしのり
幻冬舎 1996-08

by G-Tools


本書は「薬害エイズ支える会」の代表となった小林よしのり氏が、HIV訴訟原告の川田龍平とそれを支えるボランティア学生達と共に厚生省相手に戦い、訴訟は和解が成立した。しかし会を解散しようとせず、「国の戦争責任」「~の公害病」と次々と「都合のいい敵」「自分たちが絶対正義に浸れる敵」を追いつづけて行く「支える会」の学生達に対し、「運動に逃避せず日常に帰れ!」と叱咤している


小林自身も大学時代に、すでに学生運動は下火となっていたが、「レーニンマン」とされる左翼系の男に影響され、学生運動に参加する。しかし、宗教の勧誘の方が人数を増やしている状況、運動自体が目的化し、遊んでいるような物だと感じ、社会に出て漫画家になるための勉強を選び、参加する事を辞めたという経緯を持っている。そのため、2度と学生運動のたぐいのものには参加しないと決めていたが、命短い原告達の熱意によってその重い腰をあげることとなった。

今思うとどうかと思うが、ラップでこの問題を歌ってみたり、学芸会ののりでサンタの衣装を着て厚生省に乗り込んだりと、学生らはそれぞれの個の連立で勝利を勝ち取った。しかし、この学生という時期に社会を動かしたという一種の錯覚が彼らのその後の方向性を誤る結果となった。
活動に参加したボランティアの学生の中には、「(原告に対して)あなた方のお陰で(今まで退屈だった自分に)生きがいを見つけました」と涙する若者までもがでてきて、この運動の方向性に違和感を持ち始めたという。学生達は目的を達成する事により、その目的よりも運動そのものに魅力を感じてしまったのだ。


市民活動で個人の力の連帯を最初は大きな力と思っていた小林も、学生には、生かす「自分」も無ければ、「やりがい」も運動にしか感じられない、連帯する「個」など、始めから持ち合わせてなく、「個の連帯は幻想だった」と総括として最後に述べている。


人は自分の中で勝手に都合の良い正義をつくる。
その正義ほど恐ろしいものはない。

自爆テロをしてまで自分の正義を通す人たちの思いは、日本に住んでいる私には理解するのは難しい。
しかし、社会に対して無力な自分がなんだかの活動を自分の中の正義と置き換えて、
それにやりがいを求めていく経緯はすごくよくわかる。

個が大事と考えてきた自分が、いざ社会に取り込まれる事へのあがきなのだ。

話を最初に戻しますが、私は気づけば会社というとても小さな組織に個を完全に埋没してしまっている。
会社の中ですら、ろくに風を起こせてはいない。
時代を追いかける事すら、もうあきらめている状態だ。

2007年の参議院選挙に東京選挙区より川田龍平氏が無所属で出馬予定だという。
彼は夢であった一般の一教師という立場よりも、世間で風を起こす道を選んだ。

その手の運動に参加すると、もう日常へと回帰はできないのであろうか?
そんな人生を捧げる運動に参加した事の無い私は、その事が幸か不幸かよくわからない。


自分の信じる正義を脱するという行為は、容易な事ではないしそのキッカケもほとんどない。
自分の中で勝手に作ってしまったいくつもの正義も、それが固まってしまうギリギリの年齢に今いる。
それを全部脱ぎ捨てる事が出来れば、今まで見えてなかった正義(価値観)を新たに発見する事が出来ると思います。

和製ジェイソンをねらう男

2007年02月01日 20:51

近年、「リング」や「呪怨」などの和製ホラーが海外でうけている。
しかし、1980年代に人気を博したスプラッターホラー映画に関しては、
ジェイソンやブギーマンなどの洋画に比べ、和製物のスプラッターキャラは何も思い浮かばない。
強烈な殺人キャラは時として熱烈なファンがついたりするものだ。

邦画でも八つ墓村などがんばった作品もあったが、やはり圧倒的な肉体とパワーという点では、
ジェイソンにはどうしても見劣りしてしまう。

そこで私はあるひとりの男を実写化する事を推したい。




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一条武丸である。

「狂い屋」の異名を持つ武丸は、数多くの異彩なキャラが登場する特攻の拓でも、
その絶大的なインパクトは別格とも呼べるものであった。



武丸の特徴として一定のダメージを与えると、白目となり、痛覚がなくなる上に攻撃力が倍増、
周囲の生き物を無差別に攻撃するという変身形態をとっている。
変身後は、四谷怪談を彷彿させるほどの怖さを持つ。
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ジェイソンには長刀、悪魔のいけにえにはチェーンソーがある様に武丸には現場で放棄されているツルハシが主な武器となっている。果ては大ハンマー、バス停の停留所までも武器として振り回し、ケンカではなく殺しを目的とした道具を使用する。

「殺してしまえって、鼻が疼(うず)くんだよぅ」
「(殴りながら)月が今夜も狂っているぜ ヒャハッぁ」

武丸の放つ独自の珍言は、見るものを惹きつける。



武丸のウラ人気に気づいた作者は、この頃から徐々に武丸の演出方法によりインパクト、より恐怖を求め、
その描写方法も徐々にホラータッチに変わっていった様に思える。


tajkemaru4.jpg

butt20007.jpg




そしてあきらかに絵のタッチが変わってゆく武丸

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連載中、様々なホラー要素を詰め込んでいき、最終的な形態としてこの様な描写となっている。

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これは楳図かずおの恐怖劇場の描写である(笑)
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私は和製スプラッターの成功のために、是非この男の復活を希望します。


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